手汗なんかで病院に相談して良いの?

 

といった声がよく聞かれますが、最近は病院で治療する人も増えています。

ただ、何科でどんな治療するの?

がわからないと一歩を踏み出せないと思います。

 

ここからは、

  • 病院での治療について
  • 病院に行く前にできることは?

について紹介していきます。

 

手汗治療は皮膚科に相談しよう

日本人の7人に1人は多汗症(手汗)に悩んでいる

手汗が多い人は多汗症の可能性が高いです。

多汗症とは、交感神経が異常に働くことで、エクリン腺から必要以上の汗が分泌される症状です。

日本には手汗を含む多汗症の人が7人に1人もいると言われるほど多いと言われています。

 

病院治療を選択肢にすることが手汗治療の第一歩

多汗症と悩む人が多い割に、多汗症の認知が低いとも言われています。

色々試してもどうしようもない方は病院で相談する価値があると思います。

 

近くの皮膚科を検索!

治療は何科でしてくれるの?

との質問も多いですが、皮膚科で受けるのが一般的です。

最近では美容皮膚科などより専門的に対応してくれる病院も増えています。

近くの皮膚科を検索するにあたり、多汗症の治療を紹介している病院を選ぶのが良いかと思います。

あなたにあった治療方法が選べる

病院での手汗治療は、これから紹介する治療のように幅が広いのが魅力です。

最低限の事前知識を持ち、お医者さんと相談しながら適切な手汗治療ができるようになっておきましょう。

 

塩化アルミニウム(制汗剤)

塩化アルミニウムで汗腺にフタをして手汗を抑える治療方法です。

市販で販売されている「オドレミン」の主成分でもあり、広く普及している治療方法です。

 

病院での手汗治療の中で最も手軽な一つと言えます。

 

処方箋

手汗は交感神経が異常に働くことで汗腺が刺激されることが原因と考えられています。

病院ではその交感神経に働きかける薬を処方してもらえます。

 

「抗コリン剤」

交感神経が優位にさせるアセチルコリンと言われる神経伝達物質の働きを抑える効果があります。

 

漢方

多汗症改善の効果が認められており、一般用医薬品として販売されている漢方薬に防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)があります。

 

その他、症状を相談しながらあなたの症状にあった漢方を処方してもらいましょう。

 

イオントフォレーシス 

手のひらを水道水の入った容器の中に浸し、10mA弱の直流電流を流す治療方法です。

弱い電流をかけると電気を帯びた水が水素イオンに分解され、汗腺の出口を塞ぎ手汗を抑える仕組みです。

 

塩化アルミニウムに次ぐ手軽な手汗治療として人気です。

 

ボトックス注射

ボトックス注射とは、ボツリヌス毒素から抽出した成分ボトックスを手のひらに注射する治療方法です。

 

ボトックス注射は「抗コリン剤」同様、アセチルコリンの分泌を抑える効果があります。

手に直接注射するため手汗の根本から解決できると近年評判の治療方法です。

 

ETS手術

ETS手術は胸部交感神経の繊維を内視鏡で切断し脳からの刺激を手に伝わらなくさせる手術です。

 

交感神経の流れを直接遮断するので確実に汗を抑えることができると言われています。

 

病院治療は副作用の理解が重要

様々な治療方法があるとはいえ、それぞれに残念ながらデメリットがあります。

メリットデメリットを把握した上でどの治療にするか判断することをオススメします。

 

保険適用外の治療がある

多汗症は病気としての認知が低いがゆえに保険適用外となる場合があります。

 

例えば、ボトックス注射はワキだと保険適用ですが、手のひらは保険適用外です。

今後、保険適用となる可能性がありますが治療費が高くなってしまうのは残念です。

 

副作用に一生悩まされるリスクも

先ほど紹介したETS手術は副作用に悩まされるリスクもあります。

 

代償性発汗とは

ETS手術で怖いのが代償性発汗です。

手汗を根本から抑えられる反面、他の部位からの汗が増えるリスクがあるのです。

レベル3の人の最終手段として検討されるのが良いかと思います。

 

治療により副作用は様々

副作用はETS手術に限った話ではありません。

例えば、塩化アルミニウムによる制汗剤では肌荒れのリスク、「抗コリン剤」による投薬治療では精神疾患になるリスクなど様々です。

お医者さんが説明しないということはないと思いますが、事前にリスクを把握しておきましょう。

病院治療の前にできる手汗対策

病院治療は選択肢に入れるべき手汗対策です。

しかし、副作用や費用を考えると最低限やることやってから病院での手汗ケアをしても良いかと思います。

生活習慣の見直し

薬や漢方に頼らずとも生活習慣を見直すことで自律神経をコントロールすることができます。

  • 寝る前にスマホでYouTubeをみてしまう
  • 朝食を食べずにコーヒーだけ飲む
  • お酒やタバコがやめられない

など思いある方も多いと思いますがオススメできません。

ぜひ、体にストレスをためない生活を心がけ自律神経を乱さないようにしましょう。

制汗剤は市販の方が効果的!

市販の制汗剤も効果があってオススメです。

「オドレミン」は病院同様の副作用に注意

1000円前後で購入でき効果も高いと評判なのが「オドレミン」ですが、主成分は病院で処方される制汗剤と同様塩化アルミニウムです。

塩化アルミニウムでは、汗腺を炎症させることでフタをするので肌が弱いとかぶれなど副作用が全面に出る可能性があります。

敏感肌の人は使用は控えましょう。

効果と安心を両立する「フレナーラ」

「オドレミン」以上の効果を安心して実感したいなら「フレナーラ」がオススメです!

「フレナーラ」の主成分は様々な化粧品にも使用されているクロルヒドロキシアルミニウムです。

化粧品に使われるだけあって安全さは折り紙つきです。

また、ジェルタイプなので手にスッと成分が馴染むので効果も高いです。

「フレナーラ」は初回90%off!

専用サイトから購入すると初回90%offの850円、かつ2回目以降も40%offの5100円と大幅割引でお得です!

病院治療より経済的負担も少なくケアできるので病院治療前に試しやすいです!

手汗治療への基本を知った上での検診がオススメ

いかがでしたでしょうか?

手汗が多いのは多汗症という病気である場合もあり、病院治療は手汗を抑える上で検討すべき対策です!

とは言え、近年病気としての認知が高まってきており病院によっては先生に知識がない場合もあり得ます。

知識を身につけ、安心して治療できる病院で治療してもらうようにしましょう。

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