- ギターの弦が手汗で錆びてしまう
- ギター演奏した後の手汗のニオイが気になる
- チョーキングの時に手汗で滑ってうまくできない
- ギターの金属パーツが錆びる原因
- ギターを手汗から守る対策
- ギター演奏中の手汗対策
目次
ギターの錆びやニオイ移りは手汗が原因?
まずは手汗が多くなる原因と錆びやニオイ移りに悩まされる理由を確認していきましょう。ギターを弾くと手汗が増えやすい?
手汗が多い人は多汗症の可能性が高いです。 多汗症とは、交感神経が異常に働くことで汗腺を刺激することで手汗が増える症状です。 特に、精神的発汗への影響が大きいと言われており、緊張する場面で手汗が増えやすいのです。 ギターはライブなど人前で演奏する場面も多く手汗に悩まされやすいと言えますね。 では、手汗が多いとギターにどのような影響を与えるのでしょうか?手汗は金属を酸化させる!
ギターの金属パーツが劣化する原因は錆びです。 金属の表面にある水分が空気中の酸素を取り込むことで酸化しギターの弦を中心に錆びが発生してしまいます。 空気中の湿気でももちろん錆びる可能性がありますが、手汗は錆びに大きな影響を与えます。手に潜む雑菌は金属臭が好物?
手には常在菌と言われる雑菌が常に存在します。 雑菌は湿度が好みで手汗が多いと活発になってしまいます。 雑菌は皮脂が好物で、皮脂を汚れに分解することでニオイやベタつきの原因となります。 また、金属など刺激臭も好物でニオイ移りの原因にもなるのです。ちょっとした工夫でギターを錆びから守ろう!
それでは、ギターを錆びさせないためにはどうしたら良いのでしょうか? ちょっとしたことでギターの保ちが変わります。ぜひ参考にしてみてください。ケースに乾燥剤を入れて保管
基本中の基本かもしれませんが、極力湿気のない環境にしてあげることが重要です。 演奏後にクロスで拭き取るだけでなく、ケースに乾燥剤を入れて保管することで酸化を防ぎやすくなります。 (木製パーツの反りや劣化を防ぐこともできますね)リンク
演奏前後は手を洗うのがベター
手汗の中には皮脂や汚れも若干含まれており、汚れによって錆びが進行させしまいます。 なので、ギターを触る前に一度手洗いし、片付ける前はギター全体を拭き皮脂による酸化を防ぎましょう。 演奏するときの手もスッキリしますし、ニオイ移りもしづらくなりますよ。 手洗い以外にも、ウェットティッシュを常備しておけばケアが楽になるのでオススメです!演奏後はクロスで拭き取りを
演奏した後はクロスでギターについた手汗を丁寧に拭き取りましょう。 オススメは1000円前後で購入できるマイクロファイバーです! 目が細かく柔らかいので、ギターやベースの塗膜を傷つけずに汚れを拭き取ることができます。 汎用性も高く傷つきにくいのでメンテナンス初心者にもオススメです。リンク
コーティング弦を活用
弦が錆びつくと音が悪くなるので定期的に張り替える必要があります。 その際に、コーティング弦を活用してあげると多少でも長持ちさせることができます。 コーティング弦とは表面をコーティングした長寿命の弦です。 弦を樹脂などのコーティングで覆い、汚れや空気と弦が触れることを防ぎ錆びを抑える設計となっています。 エリクサーやマーチン、ダダリオなど様々なメーカーから販売されています。 もちろん、演奏の中で弦が傷つきそこから劣化するため完全に錆びないことはありません。 ただし、1日で錆びてしまうような人には頼れる存在だと思います!
値段も1.5倍〜2倍と通常の弦よりは高いですが、1200円〜1500円程度で購入できます。
音について心配する声も聞かれますが、一度試す価値はあるのではないでしょうか?
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