汗は汗腺と言われる皮膚にある器官からでてきますが、

  • エクリン腺
  • アポクリン腺

の2種類あるってご存知ですか?

 

「エクリン腺とアポクリンの違いになんの関係あるの?」

なんて方もいらっしゃるかもしれませんが、違いを知っておかないと適切なケアができない場合があります。

手汗ケアにおいて大切なポイントですがご存知でない人も多いので、基本知識としてしっかり違いを知っていただくきっかけとなれば何よりです!

 

エクリン腺は手汗に影響あり

まずはエクリン腺から確認していきましょう。

 

エクリン腺は体温調整が役割

みなさんが意識される汗の大半はエクリン腺から出る汗で99%は水なのが特徴です。

生き物に欠かせない体温調整の役割を果たしてくれています。

エクリン腺は全身に200万個〜500万個と個人差があるのも特徴です。

 

エクリン腺は手に多い!

ほぼ全身に配置されているエクリン腺ですが、部位によって特徴があります。

(外耳道や爪で被われている部位、唇などは配置されていません)

※ちなみに、エクリン腺は効率よく汗をかくために60〜80ミクロンと目に見えない大きさで小汗腺とも言われます

 

シワの交点にエクリン腺が多い

先ほどもお伝えした通りエクリン腺の基本的な役割は体温調節です。

効率よく汗を蒸発させるためにシワの交点に配置されているのが特徴です。

※ちなみに、エクリン腺は効率よく汗をかくために60〜80ミクロンと目に見えない大きさで小汗腺とも言われます

 

手のひらはエクリン腺が多い部位!

手のひらはシワとシワの交点だけでなく、シワとシワの間にも汗腺が配置されており密度が高い部位です。

手汗が増えやすいのは本能的な機能だとも言えますね。

ちなみに、元々人間が猿だった時代には物をつかんだり危険な場所から逃げるときに滑り止めの役割を果たしていました。

現代人には余計な機能ですが、手や足などものと接する面にはエクリン腺が多く配置されているのです。

 

エクリン腺の数は幼少期に決まる

個人差があるエクリン腺ですが、一般的には幼少期(3才まで)に汗腺の量が決まると言われており大人になっても変化がないと言われています。

 

生まれ育った場所が影響

汗腺の量の違いは幼少期に育った場所と考えられています。

暑い地域で育つと、一般的にたくさん汗をかくため体温調整のために汗腺が発達します。

逆にクーラーなど温度調整がされた環境で育つと汗腺が少なくなりやすいそうです。

 

ある年齢から手汗が増えたら病気に注意

生まれつきの影響が大きい手汗ですが、中にはある年齢から急に手汗が増える場合もあります。

自律神経失調症など、他の症状が手汗に影響する場合もありますので病院での診察含めてケアすることが重要です。

アポクリン腺は手汗に影響なし

続いてアポクリン腺の特徴について確認していきましょう。

 

アポクリン腺はフェロモン

アポクリン腺はワキの下など限られた部位に配置されている汗腺で、大半はワキの下にありますが、その他へその周囲や外耳道などに配置されています。

アポクリン腺は体温調整するエクリン腺とは違い体に与える影響がありません。

 

では、なぜアポクリン腺が備わっているのでしょうか?

アポクリン腺から分泌される汗は白く濁っており、脂質やタンパク質などニオイの元になる成分を含んでいます。

そのニオイが仲間や異性を惹きつけるフェロモンの役割を果たすことで種の繁栄に貢献しているのです!

 

現在はワキガの原因として嫌われる原因に…

アポクリン腺は人間の進化の過程で退化していると言われています。

結果、現在ではアポクリン腺によるニオイが強い人が「ワキガ」として嫌われる原因になってしまっています。

特に日本人は清潔への意識が高いため嫌われやすくなります。

エクリン腺同様、過去には必要だった機能が悪影響になっていると言えますね。

手汗ケア=エクリン腺ケア

汗腺の基本がわかったところで、手汗の原因となる多汗症とエクリン腺に効果のある手汗ケアについて学んでいきましょう!

 

エクリン腺からの汗が増える多汗症とは

汗をかくことは体温調整に必要ですが、異常に汗をかいてしまう多汗症という病気があります。

限られた場所に多量の発汗が見られるのが特徴で、手のひらの多汗症は手掌(しゅしょう)多汗症と言われます。

このように、交感神経が異常にエクリン腺を刺激することで手汗が増えてしまう方が多くいます。

 

違いを理解し正しい制汗剤を選ぼう!

一言で制汗剤と言っても、

  • 汗を抑えることを目的とした制汗剤
  • デオドラント効果を目的とした制汗剤

にわかれます。

これが最初にエクリン腺とアポクリン腺の違いをご紹介した理由です!

制汗剤は手汗に効果ないなって感じている方は、商品選びを間違っている可能性が高いのです!

 

「エイトフォー」はエクリン腺に効果なし

制汗剤というと「エイトフォー」などを想像される方が多いと思いますが、「エイトフォー」では手汗に効果がありません。

 

なぜなら、デオドラントに効果のある制汗剤だからです。

一番手軽に手に入れられる商品ですが、手汗という面では無駄金になってしまいます。

手汗向けの制汗剤を今一度探してあげる必要があります。

 

エクリン腺に効果がある制汗剤とは

手汗専用の制汗剤ということ以外に、

  • 肌荒れしにくい成分か?
  • 効果が持続するか?
  • 使っていてベタベタしないか?

が制汗剤を選ぶ上で重要だと色々試した結果わかりました!

商品選びのポイントを踏まえオススメしたいのが「フレナーラ」です!

 

制汗剤選びのポイントを網羅する「フレナーラ」

商品選びのポイントに沿って確認するとその万能性がわかります。

  • 肌荒れしにくい成分か?

→様々な化粧品にも使用されているクロルキシヒドロアルミニウムを使用

  • 効果が持続するか?

→朝と夜の1日2回ケアで効果長持ち

  • 使っていてベタベタしないか?

ジェルタイプでつけている違和感ゼロ!の使用感

 

他の商品だとどうしても何らかのデメリットを感じたのですが、「フレナーラ」は本当に満足度が高いです!

しかも、初回はたったの850円です!商品選びに迷う方はこちらを試してみてください!

 

効果的な手汗ケアをしよう!

エクリン腺とアポクリン腺の違いはお分かりいただけたでしょうか?

手汗の悩みと向き合う上で必ず知っていただきたいポイントです!

知っているといないでは、今後の手汗ケアにおいて差が生まれること間違いなしです!

正しく手汗のことを理解し、あなたにあった手汗ケアを探し出すきっかけになれば何よりです!

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