手汗に悩む方で、コーヒーを1日に何杯も飲む方も多いと思います。
ただ、コーヒーに含まれるカフェインは手汗の原因とも言われています。
「え?手汗が多い人はコーヒーを飲んじゃいけないの?」
と思う方も多いと思いますが、過度に飲まない限りはカラダへのメリットが大きいです。
ここからは、
コーヒーの飲み過ぎな人に知ってほしいコーヒーの飲み方についてお話ししていきます。
目次
コーヒーを飲みすぎると手汗は増えます
最初に、コーヒーを飲むメリットとデメリットをみていきましょう。
メリットデメリットを知ると手汗とコーヒーの関係が見えてきます。
コーヒーのメリット
メリットは大きく分類すると3つあります。
やる気を引き出してくれる
コーヒーに含まれるカフェインには、『目がさめる、シャキッとする』というイメージがあるように脳を覚醒させる効果があります。
脳の中枢神経が刺激され眠気を抑えてくれるので、シャキッと動けるようになります。
実際に僕もコーヒーがないと1日が始まらないというくらい助けられていますw
また、コーヒーにはセロトニンの分泌を促しうつ病にも効果があるとも言われています。
リラックス効果
コーヒーを飲んだときに思わずホッとする人も多いのではないでしょうか?
ホッとする理由は、コーヒーの香りに右脳を刺激しリラックスにつながるα波を発生させる効果があるからなんです。
実際に、他の香りと比較してもリラックス効果が高かったという研究結果も報告されています。
1000を超える抗酸化作用!
コーヒーには1000を超える抗酸化作用があり、老化の原因と言われる活性酸素を抑える効果があります。
抗酸化作用により、肌のシミやたるみを抑える効果があります。
また、それだけに収まらず、
- 血行促進
- 消化促進
- がん発症リスク低下
- 肝硬変の発症リスク低下
などにも効果があるとの研究結果が多数報告されています。
コーヒーのデメリット
続いてデメリット4つも確認していきましょう。
寝つきが悪くなる
脳が覚醒する反面、飲む時間を間違えると眠りが浅くなってしまいます。
睡眠の質が下がると、自律神経のバランスが乱れ体に様々な不調をもたらすので注意が必要です。
利尿作用
コーヒーには利尿作用があり、むくみ解消には効果がありますがトイレに行く回数が増えるのが難点です。
眠りを妨げる要因にもなりますし、飲みすぎると結果的にトイレが気になり仕事に集中できなくなる場合もあります。
胃が荒れやすくなる
消化が促される一方、空きっ腹だと胃潰瘍や胃炎を起こす可能性が高まるので注意が必要です。
口内環境に悪影響
コーヒーを飲む人は歯が黄ばみやすいです。
また、コーヒーに含まれるタンニンがクロロゲン酸が舌に付着することで口臭の原因にもなります。
コーヒーは手汗の関係
では、コーヒーは手汗にとってどうなのでしょうか?
カフェインが多汗症を助長させる
手汗が多い人は多汗症の可能性が高いです。
多汗症は交感神経の機能が異常に高まり、エクリン腺が活性化してしまうことが原因です。
確かに、コーヒーには脳を活性化させる効果があると言いました。
一方、飲みすぎると自律神経のバランスが乱れ手汗が多くなってしまうのです。
体の疲れをごまかすだけ
カフェインには筋肉を活性化させて疲れを感じにくくする効果がありますが、裏返せば「疲れをごまかす」ことになります。
疲れていても脳も体も覚醒しているため必要な休息が取れないのも自律神経の乱れに繋がります。
多汗症の原因を助長するという意味では、コーヒーは手汗にとって悪影響と言えます。
手汗が気になる人が知るべきコーヒーの飲み方
自律神経を乱すような飲み方をしなければコーヒーは手汗にとっても悪いものではありません。
では、体に良いコーヒーの飲み方について紹介していきたいと思います。
コーヒーは1日3杯が目安
何事も適量が大切ということを理解しましょう。
コーヒーによるカフェインの効果は3〜4時間と言われています。
朝・昼・おやつ休憩と3回程度に分けて飲むのが体に負荷のない飲み方かと思います。
※夜コーヒーは極力やめましょう
コーヒー中毒診断
ちなみに、これらの症状が当てはまる場合はコーヒー中毒の可能性が高いので飲む量を抑えましょう。
- 毎日コーヒーを3杯以上飲む
- 年々飲む量が増えている
- コーヒーを飲まないとイライラする
- コーヒーを飲まないと頭痛がする
- 水よりコーヒーを飲む量が多い
「デカフェコーヒー」で手汗を抑える
飲み過ぎとわかっていても簡単にやめられない気持ちは重々わかります。
(僕もコーヒーは大好きなのでw)
無理に飲まないようにすると余計に飲みたくなるのが人間です。
そんなときは「デカフェ」のコーヒーを飲むようにしましょう。
「デカフェ」とは、コーヒーからカフェインを取り除いたコーヒーのことです。
日本ではまだまだ美味しい「デカフェ」が少ないですが、最近になって1000円以下で買える美味しい「デカフェ」商品が増えてきました!
それぞれ香りやコクなど特徴があります。
好みの「デカフェ」を探して飲んでみてはいかがでしょうか?
コーヒーを飲むときのちょっとした工夫
コーヒーを飲むときちょっとした工夫でデメリットを和らげられるので実践してみてください。
コーヒーを空きっ腹で飲まない(特に朝)
朝食を食べずにコーヒーだけ飲む方も多いと思います。
しかし、空きっ腹でコーヒーを飲むと消化器官(胃)にダイレクトに作用し、胃潰瘍や胃炎のリスクが高まります。
体の不調は自律神経の乱れにも直結し手汗にも影響が出てしまいます。
一口でも良いので、何か食べた後に朝のコーヒーブレイクをするよう心がけましょう。
コーヒーと水分を一緒にとる
利尿作用によって脱水症状を起こす可能性があります。
特に、他の飲み物よりコーヒーを飲む量が多い人は注意が必要です。
また、水分と一緒に飲むことで胃の中で成分が薄まり刺激が和らぐ効果もあります。
コーヒーをやめられない人でもできる手汗対策
最後に、コーヒーを毎日飲みながらもできる手汗対策についても紹介していきます。
夜コーヒーはやめ質の良い睡眠を
遅い時間にコーヒーを飲む人が多いと思います。
交感神経を整える意味において、よるカフェインを取るのはよろしくありません。
なぜなら、睡眠の質が悪いと手汗に悪影響だからです。
夜コーヒーをやめ、代わりに朝一の日光浴や寝る前の腹式呼吸などを試していただけたらと思います。
サプリで栄養補給
サプリなら簡単に自律神経を整えてくれる成分をまとめて摂取することができます。
コーヒーとサプリは一緒に飲まないで
めんどくさくてついついコーヒーと一緒に摂取しがちですがオススメできません。
しかし、コーヒーと飲むとサプリの成分がコーヒーと混ざり吸収されずに体外に出てしまうので効果がなくなります。
効果を実感したいなら必ず水で摂取するように心がけましょう。
制汗剤ならコーヒーカップもサラサラに
手汗が多いとイライラし、イライラするから余計にコーヒーを飲みたくなってしまう。
人間意外とそんなもんですw
そういう意味において、制汗剤で手汗そのものを抑えてあげるのは非常に効果的です。
ストレスのない制汗剤を選ぼう
手汗にはイライラが禁物です。
なので、使用してストレスを感じない制汗剤を選ぶようにしましょう。
数ある制汗剤の中で僕が一番オススメしたいのは「フレナーラ」です。
- 副作用がない安心成分…肌荒れストレスがない
- ジェルタイプ…ベタベタストレスがない
- 初回850円…家計ストレスがないw
あらゆる面でオススメです!
コーヒーも飲み方さえ注意すれば手汗も怖くない
いかがでしたでしょうか?
「コーヒー=手汗に悪い」
と考えるのではなく、ストレスなくコーヒーと付き合う方法を学んでいただければ美味しく飲み続けていただけるかと思います。
(僕もコーヒーはやめていません)
それでも手汗が気になる!という方はストレスのない手汗対策を模索されるのが良いかもしれませんね。