「手汗が気になって好きな人とデートで手を繋げない!」

「手汗で紙がくしゃくしゃになっちゃう!」

など、手汗に悩む人は日本人の20人に1人もいると言われています。

 

手汗に悩まされる原因は一体何なのでしょうか?

ここからは、

  • 手汗の原因
  • 簡単にできる手汗対策

についてお話ししていきます。

 

手汗が多い人は多汗症

手汗が多い人は多汗症の可能性が高いです。

 

多汗症とは

汗をかくことは自然なことですが、異常に汗をかいてしまう多汗症という病気があります。

限られた場所に多量の発汗が見られるのが特徴で、手のひらの多汗症は手掌(しゅしょう)多汗症と言われます。

原因としては、交感神経の機能が必要以上に高まり、汗腺を活性化させてしまうという説が有力です。

 

90%は局所性の多汗症

多汗症には全身の汗が増える全身性と特定部位だけ汗が増える局所性があります。

2つの内約90%は局所性と言われており、手汗の多汗症に悩む人の割合が高いことがわかります。

全身性の方だと、遺伝の可能性もありますがハッキリしたことはわかっていません。

 

多汗症になる2つの原因

多汗症には、

  • 続発性…他の病気に合併して起きる多汗症
  • 原発性…特に悪い部位もないのに発生する多汗症

に分類されます。

例えば、手汗以外に動悸や睡眠障害など他の症状がある続発性の場合は病院での診療が必要になります。

 

原発性については、理由が完全に解明されていませんが自律神経を整えてあげることが有効と考えられています。

 

3つの手汗レベルに分類される

手汗の症状に応じて3つのレベルに分けられます。

レベル1

見た目にはわかりづらいが手が湿ってしまう程度の人。

(触るとわかります。光って見える人もレベル1です)

 

レベル2

水滴が目で見え、見た目でも汗を書いていることがわかる人。

 

レベル3

汗が手から滴り落ちる人。

レベル3ともなると日常生活にかなり支障をきたします。

 

知っておきたい汗の基本知識

正しく手汗を向き合っていくのに必要な最低限の知識をお話ししています。

 

汗は皮膚にある汗腺という器官から出てきます。

汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺の2種類があり、それぞれ性質や仕組みに違いがあります。

 

エクリン腺

エクリン腺は全身に200万個〜500万個あり、一般的には幼少期に汗腺の量が決まると言われています。

 

体温調整が主な役割で分泌される汗は無味無臭なのが特徴です。(99%が水)。

元々は滑り止めの役割を果たしていたこともあり、手のひらは汗をかきやすいよう汗腺が集中しています。

手汗を抑えたい人はエクリン腺への対策が必要です。

 

アポクリン腺

アポクリン腺はワキの下など限られた部分にあり、フェロモンの役割も果たしています。

分泌される汗は白く濁っていて脂質やタンパク質などニオイのもとになる成分を含んでいる点が特徴です。

手汗にはアポクリン腺はないことを理解しましょう。

 

汗の種類は3つある?

汗の原因は大きく3つに分類されます。

 

温熱性発汗

温熱性発汗とは、エクリン腺からでる体温調整のためにかく汗です。

(汗の一番の機能)

 

精神性発汗

ストレスや緊張によってかく汗です。

ストレスや緊張により交感神経が活発に働くことで汗が増えます。

 

味覚性発汗

辛いものを食べたときに頭皮や顔面を中心にでる汗です。

役割がはっきりしておらず、辛さによる刺激を口腔内の温度上昇と脳が勘違いし体温調整をしようとしているのが原因と言われています。

 

交感神経に効く7つの手汗対策

交感神経の働きを抑える必要性を感じていただけたかと思います。

ここからは、手汗に効果のある交感神経を抑え副交感神経を優位にさせる対策を紹介していきます。

 

睡眠

睡眠は単に疲労回復だけでなく、自律神経を整えストレスを緩和してくれます。

 

特に、メラトニンと言われる睡眠ホルモンをコントロールすることで睡眠の効果を増大させることができます。

ぜひ、毎日起きたときにカーテンを開け自然の光を浴びる習慣を身につけてみてください。

日中に光を浴びることでメラトニンが抑えられ、夜に自然な眠気を誘ってくれるようになります。

逆に、睡眠前にスマホなどの光を浴びるのは良くありません。

 

食生活

手汗に良いと言われる食材がいくつかあります。

 

・トマト

脳や神経をリラックスされる効果があるGABAが豊富。

・チーズ

幸せホルモンと言われるセロトニンの生成に欠かせないトリプトファンを摂取できる。

・大豆

自律神経を安定させる女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするイソフラボンが豊富。

日々の食事に少しづつ取り込んでみましょう。

 

サプリ

サプリであれば必要な栄養素をまとめて摂取することもできます。

 

手汗に効果のある成分は多くあり全てを用意するのは正直大変です。

サプリを検討される方は、手汗専用で必要な栄養素をまとめて取れる「アセッパー」がオススメです。

 

「アセッパー」なら100円台/日!

「アセッパー」は1日3粒が1ヶ月分(90粒)として入っています。

定価は6800円ですが、定期コースであれば20%offの5440円で購入可能です!

(初回はさらに640円引き!)

 

定期コースであれば初月は1日あたり160円とお得にケアできるのでオススメです。

 

入浴

入浴によってカラダが温まると、血行が良くなり筋肉の緊張がほぐれリラックス効果があります。

 

ベストは40℃程度のぬるま湯に15分程度の入浴です。

42℃を超えるような熱いお湯だと、逆に交感神経が活性化されるので注意しましょう。

 

ツボマッサージ

手汗に効くと言われるツボを刺激してあげることも効果的です。

 

労宮・後けい・陰げき・合谷の4つを刺激してあげましょう。

入浴中にやれると一石二鳥かもしれませんね!

 

漢方

手汗に効果のある漢方を、病院・漢方薬局・ドラッグストアで処方してもらうことができます。

 

代表的なのは、防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)です。

実際に多汗症改善の効果が認められており疲れやすく手汗をかきやすい人に効果的と言われています。

※一般用医薬品として販売されている漢方薬です。

 

病院治療

多汗症は日本では認知が低いですが、病院治療が必要な場合がある病気です。

 

病院であれば症状を相談できるので、色々試して効果がなかった人はお医者さんに相談してみましょう。

エクリン腺に制汗剤で直接ケアしよう!

 

交感神経を整える以外にも、制汗剤による汗腺コントロールも効果的です。

 

ただし、制汗剤ならなんでも良いわけではありません。

商品選びの際に気をつけて頂きたい2つのポイントを紹介します。

 

一般的な制汗剤はエクリン腺に効果なし

まず、制汗剤というと「エイトフォー」などを想像される方が多いと思いますが、「エイトフォー」では効果がありません。

なぜなら、アポクリン腺と言われるデオドラントに効果のある制汗剤だからです。

手汗は体温調整の機能であるエクリン腺から発汗されるのでデオドラント商品で対策しないよう注意しましょう。

 

肌荒れの副作用に注意

エクリン腺に効果のある市販の商品で紹介されることが多いのが「オドレミン」です。

 

確かに効果が高い商品なのですが、主成分の塩化アルミニウムは肌が弱い方には副作用が生じやすいです。

 

※「デトランスα」や「ミョウバン水」も同様です。

 

手汗対策は基本継続して使用するものです。肌に合わない場合は使用を控えましょう。

 

「フレナーラ」でのケアが一番オススメ!

制汗剤選びのポイントも踏まえオススメしたいのが「フレナーラ」です!

もちろん「フレナーラ」以外にも、評判の制汗剤はあります。

その中で、なぜ僕が「フレナーラ」をオススメするのか?

その理由を人気商品の「ファリネ」や「テサラン」と比較しながら紹介します。

「ファリネ」と比べ持続性が長い

「ファリネ」は手にポンポンとパウダーをつけるだけで簡単にケアできるので魅力です。

ただ、緊張のあまり多くつけすぎると粉っぽくなるという口コミも見られます。

また、公式サイトにもあるように1回あたりの効果は1〜2時間と持続性はありません。

そのため過度のストレス状態では効果がないとの口コミも見られます。

一方、「フレナーラ」はジェルタイプですっと手に染み込むだけでなく、効果が長持ちします。

基本は朝・夜の1回だけで効果が持続しますので、効果に不安を感じる心配が少なくてすみます!

「テサラン」より汗腺を引き締める効果が強い

「テサラン」は楽天で販売ランキング1位の人気商品です。

実際に、使ってみても特段不満はありません。

ただ、個人的な使用感としてはクリームだと若干ですがべたつく時がありました。

ジェルタイプの方がすっと手に馴染む感覚ですね!

また、成分を比較すると細かな差があります。

「フレナーラ」は「テサラン」より収れん性という引き締め効果により力を入れています!

「テサラン」はデオドラントにも力を入れているためその分「フレナーラ」の方が効果が高いようにも感じます。

(実は手汗は無臭ですし…)

総じて、「フレナーラ」に軍配があがるかと思います!

自分にあった手汗ケアを探そう

いかがでしたでしょうか?

様々なケアがありますが、それぞれメリットデメリットがあります。

ご自身の生活習慣にあった手汗対策を見つけてみてはいかがでしょうか?

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